- 30代
- 男性
- 2020/07/06 01:00:37
頼もしい一本
2020年、伊吹山(雪少なめの厳冬期)と伯耆大山(雪たっぷり残雪期)にて使用。
最近のものは軽量化されとても軽いものが多く、気持ち頼りなさを感じているのですが、こちらは歴史のある古いもので、ずっしりと重くて安心感がある。
当方168cmなので、定石では70cmは長めに感じますが、片手にトレッキングポール、もう片手にこのピッケルと持った時に、特に下りの時に違和感を最小限に抑えられます。
私がピックの付け根を手で包み込むように握って腕を垂らした時、スピッツェが地面に着くか着かないかくらい。ちょっと腕を下げればすぐに雪面に刺さります。
アッズを使う時、両手で持って振り下ろせる長さと、ちょうどいい長さのラバーグリップ。
スピッツェが平べったいブレード状ではなく円錐状で、そう簡単に削れてなくなりそうではなく、岩場を突いても安定はするし不安が少ない。
一部錆びてはいるものの、未だ鋭さのあるピックの先端。
ランクはCでしたが、まだまだ現役で使えるものでした。
新しいものを買うのが理想的ですが、誰かの思い出が詰まった古い品に、自分の山行についてきてもらうのも趣きがあって良いと感じています。
一本は欲しいと思っていた品で大変満足しております。
一点ものですので今後入荷あるかわからないですが、参考になれば。
ゆう様
maungaでございます。
日頃より数あるショップの中から当店をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
この度はご購入いただき、レビューまでありがとうございます。
持ち運びには軽量化された軽いピッケルが便利ではありますが、
重厚感あるピッケルもまだまだ活躍の場があるようですね。
「片手にトレッキングポール、もう片手にこのピッケル…」
トレッキングポールとピッケルのそのような使い方もあるのですね。
私自身、冬登山はまだまだ修行の身ですので、非常に参考になります。
私どもの商品が気に入っていただくことができ、嬉しい限りでございます。
maungaの商品は中古品を扱わせていただいておりますが、
まだまだ使えるものが人から人へと渡って受け継がれていく、
そのお手伝いに携わることができ嬉しく存じます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
(2020/07/06 15:46:35)