
渓流釣りシーズン最終日、
7月に遡行をした叶津川の支流を目指しました。
渓に潜む岩魚の姿を想像しつつ、期待を胸に入渓。
はやる気持ちを抑えながら、流れに毛鉤を落としていきます。

しばらく様子を見ながら釣り上がるも全く魚の気配を感じることができず、
皆一様に、少し焦りの様な苛立ちの様な雰囲気…
晴れていた空にもいつの間にか雲がかかり気持ちを煽ります。


それでも上流へ行くほどに少しづつアタリが出てきて、魚影はだんだんと濃くなり、
ゴルジュを抜けて、いくつかの滝を高巻いて越えた先にはしっかりと岩魚達の姿が。


辛抱の時間があった分余計に、岩魚達とのやりとりが楽しくて、時間いっぱい釣り上がります。
岩魚の生命感、羽虫や昆虫、カエルにトカゲ、ヘビ、鳥たち。
帰り路の渓沿いにはしばらく熊の足跡も並走していました。
あの先の景色も見たいなと、また来春。
スタッフたなか